「至誠一貫」という私たちの流儀。

「至誠一貫」荻野 武男
代表取締役社長 荻野 武男 TAKEO OGINO

嘘はつかない、その思いに貫かれた愚直なものづくり。

“嘘のないものづくり”が会社躍進の原動力。

学生の皆さんに当社のものづくり風土を伝えるとしたら、やはり「至誠一貫」のひと言に尽きると思っています。「至誠一貫」とは読んで字のごとく、誠意を貫き通す、ウソのないものづくりということです。これは当社が創業してからずっと大切にしてきた精神であり、将来も変わらぬ揺るぎない信念ですね。言葉そのものはシンプルで簡単そうに聞こえますが、昨今ではこれがなかなか実現できなくて、会社が存亡の危機に瀕するといった事例も少なくありません。たとえば自動車業界で度々耳にする「リコール」がそのひとつ。ものづくりの世界では、たったひとつの欠陥が企業に大きなダメージを与えることになるのです。そんな中、弊社では「不良品ゼロ」というカタチで、お客さまに対してウソのないものづくりを提供。そうした姿勢が世界的にも評価され、自動車エンジンの心臓部には、当社でしかできない技術が生かされているものもあります。しかも、納期の上でも我々はお客さまにウソをつくことを許さない!それが結果的にお客さまの下す評価へとつながり、今日の「荻野ブランド」に対する高い信頼を生み出しています。

OGINIC

“技術の荻野”を体現する独自開発製品、「OGINIC」

OGINICとは

実を言うと、いま私は会社の未来を創るため、社員と共にいくつかの挑戦を試みています。そのひとつが当社で独自に開発した高精度加減速機「OGINIC」です。これは我々が主戦場とする自動車業界だけでなく、ロボット業界にも広く応用が期待されている、大きな可能性を秘めた商品です。当社にとってはサプライヤーからメーカーへの第一歩を踏み出すための、いわば布石となるような製品なのですが、私はこの製品の価値はそれだけではないと考えています。常々、私は社内の人間に、「技術が人を育てる」と言っており、そういう意味では、この「OGINIC」は最高の教育係と言ってよいでしょう。開発段階で壁にぶち当たり、悩み、葛藤する社員の姿を見かけるたび、私は「もっと、もっと悩んで、大きく成長してほしい」と、心の中でエールを送っています。実際、彼ら・彼女らの仕事ぶりは、そばで見ていて頼もしい限りです。社員がこうした挑戦を思う存分続けていけるように、会社としても最大限のバックアップをしていかねばなりません。たとえば挑戦の継続には、企業としての体力が必要となります。しっかり利益を上げ、企業体力をつけねばならないのですが、そこで登場するのが、もうひとつの挑戦、「Challenge333(トリプルスリー)」です。

CHALLENGE 333

企業も、人も、「自主自立」の精神を持つことが大切。

CHALLENGE 333とは

「Challenge333」とは、「①グループ売上高300億円」、「②経常利益30億円」、そして前述の〈OGINIC事業〉をはじめとする、〈機械加工事業〉、〈機能部品開発事業〉といった「③3事業の確立」を目標とする、全社をあげての取り組みのことを指します。現在、グループ売上高は約150億円ですから、これらの目標は単純に見積もっても、その倍はまだまだ成長できるぞ…といった期待値の現れでもあります。過去に日本国内の売上高が100億円を達成した際も、当社では社員一人ひとりが経営感覚をもって、現場にイノベーションを起こし、目を見張るような頑張りを見せてくれました。その背景には「アメーバ経営(ひとつの課やグループがチーム別採算制度を運用することによって、全員参加の経営を実現するマネジメント手法)」という考え方を取り入れ、各社員に「自主自立」の精神が芽生えたことが大きく影響しています。こうした意識改革のおかげもあり、当社ではみずから声を発し、改善や挑戦を試みる人材が、以前にも増して多くなったように感じます。社長としてはそれが嬉しいし、そんな社員たちがひそかな自慢でもあります。今後も自慢の社員がのびのび働けるような風土を大切にしながら、「自主自立」の精神を育み、あらゆる環境変化に柔軟に対応していける人づくり、会社づくりに邁進していきたいと考えています。

荻野工業株式会社 会社情報

会社概要

社名 荻野工業株式会社
代表者 代表取締役社長 荻野 武男
所在地 [本社工場]
〒731-4229 広島県安芸郡熊野町平谷一丁目12番1号
TEL:082-854-0315 FAX:082-854-3266
[呉工場]
〒737-0161 広島県呉市郷原町4010-6
TEL:0823-77-1331 FAX:0823-77-1316
[呉工場 第4工場・第5工場]
〒737-0161 広島県呉市郷原町4010-12
TEL:0823-70-3005 FAX:0823-77-0516
[東広島工場] (平成30年12月末完成予定)
〒739-2117 広島県東広島市高屋台1丁目13-4
創 立 昭和32年(西暦1957年)
資本金 3,600万円
事業内容 自動車部品
(エンジン・ブレーキ・ミッション関係)の製造
減速機(OGINIC)の開発及び機能部品(OVVPL・高圧ポンプ)の開発
認証取得 ISO14001 : 認証取得
ISO9001 : 認証取得
主要取引先 マツダ(株)/広島アルミニウム工業(株)/KEFICO/マイクロテクノ(株)/日立化成(株)/京三電機(株)/日鍛バルブ(株)/(株)クボタ/その他
従業員 495名(2018年10現在)
※正社員346名 パート68名 派遣社員42名 実習生39名
売上高 110.5億円(57期2017年度)
102.7億円(56期 2016年度)
 88.1億円(55期 2015年度)
 86.9億円(54期 2014年度)
 82.6億円(53期 2013年度)
グループ会社 フィリピン 社名「OGINO PHILIPPINES CORPORATION」
ISO9001: 認証取得
ベトナム 社名「OGINO VIETNAM CORPORATION」
ベトナム 社名「OGINO VIETNAM TU SON CO., Ltd」

沿革

1957年 2月 荻野六三之が広島市矢賀新町で荻野鉄工所を創業。
三菱広島精機製作所・東和精機の協力工場として事業を開始する。
1959年 9月 東洋工業(株)の協力工場として、自動車部品の加工を始める。
1961年 5月 荻野工業(株)として法人の設立(資本金100万円)。
1969年 5月 熊野町平谷の土地を2万㎡購入、2600㎡の工場を建築。
生産体制の強化を図る。
1989年 9月 呉工場完成。呉市郷原町の桑畑工業団地の土地を3万400㎡購入、
9200㎡の工場を建築。生産体制の強化を図る。
1989年12月 冷間鍛造(400t)導入。
1990年 3月 熱処理設備導入。(浸炭炉 2基)
1992年 8月 真空炉(IHI)導入。
1995年 5月 荻野武男が社長に就任。
1997年7月 呉工場敷地内に第2工場完成
1998年12月 アメーバ経営導入。
2000年10月 フィリピンにおいて、初の海外現地法人
「OGINO PHILIPPINES CORPORATION」操業開始。
2002年 7月 自家発電稼働開始。
2002年12月 ISO14001:認証取得。
2003年8月 熱処理設備導入。(浸炭炉 3基目)
2005年4月 呉工場敷地内に第3工場完成
2005年12月 熱処理設備導入。(浸炭炉 4基目)
2008年 1月 べトナムにおける「OGINO VIETNAM CORPORATION」
操業開始。
2009年 2月 ISO/TS16949: 認証取得。
2013年 7月 呉工場の太陽光発電を開始。
2014年7月 熱処理設備導入。(浸炭炉 5基目)
2015年 1月 「OGINO VIETNAM CORPORATION」の新工場が
ベトナムバクニン省にて稼働。
2015年2月 呉市郷原町の同団地内に第4工場完成。
2015年10月 OGINO VIETNAM CORPORATION ISO/9001 認証取得。
2018年10月 ベトナムにおける2つ目の現地法人
「OGINO VIETNAM TU SON COMPANY LIMITED」操業開始。
2018年10月 呉市郷原町の同団地内に第5工場完成
2018年12月 広島県東広島市の東広島中核工業団地に
当社最大の『東広島工場』が完成予定